35 アメリカンライフ スキー3
一シーズン、スキー学校に教えたので、PSIA(Professional Ski Instructors America)のインストラクターのCertificationを取得する資格ができた。
https://www.thesnowpros.org/certification/
認定試験は技術実技検定、知識を問う筆記検定、指導法の実技検定の3つのテストに分かれる。
技術実技検定は英語の要素が少ないので、比較的に日本人の自分にとっては楽だが、スキーが上手い上手くないより、PSIAメソッド通りの滑りができているかできていないかが肝要なので、特に初心者の技術、プルークボーゲンなど低スピードでやる種目をクリアするのに苦労した。
知識を問う筆記試験は英語なので、その部分では難しいが、テキストを読んでテクニカルタームに慣れていれば、勉強すればクリアできる。難しいのは選択肢から選ぶのだが、必ず引っ掛け解答があるので、外国人にとってはその微妙な文章のニュアンスの違いが分からない。それと範囲がめちゃめちゃ広いので要求される勉強量は多い。確か10分野から各5問、計50問で45問以上解答で合格だったと思う。10分野は細かくは忘れたけれど、スキーの歴史・科学・指導メソッド・PSIAに関して概要や規則・救急法・安全・児童心理(子供を教える為)とかそんな分野から5問という感じだったと思う。
なんといっても一番の難関は指導実技試験で、検定員が生徒の役割を演じて検定するのだが、ただ英語で話す事自身も結構難しいのに、ちゃんとメソッド通り正しく教える必要があり、心理的プレッシャーは大きかった。検定員が演じる初心者が転んで、さてどうやって起こすか、どうやって起き方を英語で説明するのは、Non-Nativeにとってはハードルが高い。その上安全確保・確認も採点対象なので、上下指差し確認して、誰も周りから飛び込んでこない事を確認して、生徒を滑らせないと減点になるが、指導メソッドに気を取られると、安全確認はよく忘れる。
筆記試験も何度か落ちながら、何とか技術実技、指導法実技のテストをクリアしてレベル1のPSIAのインストラクターの資格を取った。
PSIAの資格を保持・更新する為には毎年何ポイントかの講習に参加する義務があり、そのポイントを消化しないと資格が失効する。例えば20ポイント消化が義務だと、PSIA2泊3日の合宿だと8ポイント、1日研修会だと5ポイント、救急法研修参加で3ポイントといった感じでその組み合わせでクリアする。ポイントが大きいのが合宿だが、全米から本物のプロインストラクターが集まるので、その合宿では初級者クラスに入って参加してた。
土日曜にスキーインストラクターをしていると話すと「2日だけ?他の日はじゃあどうしてるの?」と訊かれたりしていた。本当のプロは夏は南半球に移ってスキー指導しているので、技術の差は歴然だった。
でも自分の働くROKKAスキー学校の合宿は楽しく、今でもメンバーとは交流があり、その頃の思い出話で盛り上がっている。
インストラクターのネームプレート。JOEの方が呼びやすいので、ニックネームJOEで通していた。
カザフスタンでの写真です。アルマトイの家から1時間かからずスキー場に行けました。北海道・シアトル・アルマトイとスキーヤーにとっては恵まれた駐在人生ですが、大怪我をして今は引退してしまいました。
シアトルの写真が無く、カザフスタンのスキー場の写真ですみません。朝一のスキーコース、まさに誰も滑っていないバージンスノー
これはカザフスタン天山山脈
この写真は白馬乗鞍スキー学校時代の写真




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