当時はソ連は83年に領空侵犯をした大韓航空機を撃墜するような
北朝鮮のメインの仕事はタラコの買付。それも明太子原料用のタラコで、買い付けたタラコはすべて九州の明太子製造業者に販売された。1980年代に明太子ブームが起き、以前は一部のグルメだけが福岡のお土産として買い求めていた明太子が、一般的になり全国の食卓の上にのる食材となった。ブームとなった要因は我々の努力もあって米国・ロシア・北朝鮮でタラコの開発輸入が進み、原料価格が下がった事、それと明太子業者のフロンテイアといえる明太子業者「やまや」の明太子の拡販・宣伝による貢献が大きい。我々北朝鮮で買付したタラコも多くは「やまや」に販売された。輸入原料でないタラコの場合、北海道で獲れ、塩タラコに加工された物を原料として使用する。それなのに明太子は北海道の塩タラコより安い。何故かというと明太子を作る時、塩タラコを明太子のタレに数日間漬け込むのだが、漬け込むと塩タラコはたっぷりタレを吸い込む。この各業者秘伝のタレが明太子の美味しさなのだが、タレはつまり水を吸い込む事で重量が重くなり、重量当たりの単価は下がるという理屈である。
余談ではあるが、この「水を使ったトリックで儲ける」というのはある時代ブームになり、我々「水商売」と呼んでいた。例えば昔のもやしはブラックマッペといって黒い皮が残る細いもやしが一般的だったが、ある時から今の緑豆もやしにほとんど切り替わった。緑豆もやしは確かに太くてシャキシャキして美味しい、でもそれはなぜなら緑豆は水をたっぷり吸うからであり、水の分だけ重量当たり単価は安くなる。緑豆もやしが安いのはほとんど水を買っているようなものだからである。例えば塩サケも新巻サケに代表されるしっかり塩漬けして身が締まったサケは塩分も高く、また外側に近い方は塩辛く、中に行くほど塩味が薄くなるのだが、しっかり塩漬けした塩サケは逆に水分が出るので値段が高い。そこで「安くて美味しい定塩サケ」という商品が開発された。これは沢山の注射針で鮭の切り身に塩水を注入するのである。そうする事だ切り身のどの部分も一定の塩分でまろやかな塩味で身もふっくらした感じになる。しっかり塩締めた塩鮭は例えば1キロの生鮭原料が水分が出て800グラムぐらいになるところ、定塩で塩水を注入すると1.3キロぐらいになる。つまり増えた300グラムは水という訳だが、そういう事は知らず、消費者は「塩辛くて辛い身の堅い鮭切り身」より「まろやかな塩味でふっくらした鮭切り身」を好んで買う。
北朝鮮に話を戻す。北朝鮮に入ると行き先別のチーム毎に世話人の女性(
北朝鮮の地方にはそんないいホテルはないので、
荒天で船団が漁に出ない時は工場にはいかず、
正月は工場も休みなので、
正月には皆で花束を持って金日成主席の銅像の前に新年の挨拶に行
他には映画やコンサートに招待して貰ったりもしたが、
特に平壌での楽しみは焼肉と冷麺の食事で、
平壌の凱旋門にて
平壌の主体塔
タラコ加工の作業する女工さん(タラコのシーズンは学校が休みになり生徒は労働にかり出された)
https://recruit-card.jp/introCampTop/?introId=b5hCwel7
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